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お揃いになりますけど、それでもよければ——あの青海波猫の話

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こんにちは、G3sewingです。
今回は、G3sewingの中でもとびきり思い出深い生地、「青海波猫」とのエピソードを綴りたいと思います。
たくさんの方に愛され、G3本人も「自分用に作りたい!」と強く思ったこの柄。
そして今、新たな出会いによってバトンを受け継いだ新柄も、いよいよ登場します!

運命の出会いは、X(旧Twitter)から

この青海波猫の生地との出会いは、なんとX(当時はTwitter)から始まりました。
ある日フォロワーさんの中に、衣装作りをされている方がいらして、
「もしよければ、使ってください」と送ってくださった、大きな大きな段ボールいっぱいの生地たち。

その中に入っていたのが、あの「青海波猫」の生地でした。

波模様が斜めになってしまわないように、慎重に慎重に、定規できちんと引いて
ハサミで丁寧にカットしています。


最初に見たときのときめきは、今でも忘れられません。
猫ののんびりした表情、波のリズム、優しい色合い…。
G3は「これは、自分のために絶対ひとつ作りたい」と思ったそうです。

作れど作れど追いつかず!

G3がそのお気に入りの生地で作ったがま口バッグの写真をXに掲載したところ、
「かわいい!!!」というコメントが連打され、バズ!

「何年でも待ちます!」
「おそろいが欲しい!」
「予約できますか?」

そんな声がたくさん届き、驚きつつも感激。
これは一人でも多くの方にお届けしたい!と、すぐに生地メーカーに問い合わせて、
なんとロール(27m!)で取り寄せました。

そこからはもう、夢中で制作する毎日。
注文の山を、ひとつひとつ丁寧に仕上げていく日々。

G3とおそろいがいいって、みんなが言ってくれて、「世の中どうなってしもたんやろなあ」と思ったよ。

そのあとも、こちらの生地で色々作りました🤭どれもこれも可愛くて楽しく作っています。新作が出るたびに、興奮気味。

  • がま口リュック
  • トートバッグ
  • ショルダーバッグ
  • スマホケース
  • ピルケース

そして今、青海波猫は「残りわずか」

長らく皆さまに愛されたこの「青海波猫」の生地ですが、
残念ながら、メーカーでの取り扱いが終了となってしまいました。

下記のものは在庫かぎりの販売中です:

  • ショルダーバッグ
  • スマホケース
  • ピルケース

どれも残りわずかとなっております。
「いつか欲しいな…」と思ってくださっていた方は、ぜひこの機会にお迎えくださいませ。

バトンを受け継ぐ新柄「猫と鯛焼き」!

青海波猫の次に選ばれたのがこちら。
「コットンこばやし」さんの生地、《青海波 猫と鯛焼き》のブラック・ネイビーです!

ぱっと見はクラシカルな青海波。
でも、見るとあちこちに、
のんびりした猫たちと、ぷっくりした鯛焼きが!

「え?こんなところに鯛焼き!」
「しかもいろんな猫ちゃん!」
見るたびに発見があって、にっこりしてしまう賑やかで楽しい柄です。

G3sewingとこっとんこばやしさんの生地が出会うと、こんなかわいいがま口バッグとトートバッグが出来てしまうのです!

ご縁がつなぐ、ものづくりの旅

この新しい生地との出会いにも、実はちょっとしたご縁があります。
小林繊維株式会社の代表取締役会長 小林周平氏は、なんとG3と同じく詩吟をされているそうで、G3sewingのエッセイ本も読んでくださったとのこと!めっちゃ嬉しいです。

実は、G3sewingの「椿柄」もコットンこばやしさんの生地。
今回の新作をきっかけに、今後ますますお世話になる予感…!

新しい《青海波 猫と鯛焼き》のがま口バッグとトートバッグは、
6月より販売スタート予定
です!
ぜひ、楽しみにお待ちくださいね。


最後に…

布に出会い、人に出会い、そのすべてが形になっていくものづくり。
私たちは、ひとつひとつのご縁に感謝しながら、今日もミシンに向かいます。

思い出の青海波猫、そして新たな「猫と鯛焼き」。
それぞれが、どなたかの「お気に入り」になりますように。

ABOUT ME
g3sewing
G3sewing 商品を手にとってくださった方が幸せな気分に、笑顔になりますように。

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