ゴールデンウィーク中、ずっと頑張って作業していたG3とB3を外へ連れ出しましょう、ということで「社会見学」へ行ってきました😁
フィンレイソン展です!
北欧のデザイン生地にいつも惹かれてしまう私は「フィンランドの暮らし」とか「北欧暮らし」などの言葉にも心のアンテナがピピピーーっと鳴るのです。
1、フィンレイソン展について
特別展 創業200周年記念
ーフィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイルー
なんとも魅力的なテーマ!
森と湖の国、世界一幸せな国フィンランドで
200年に亘りデザインを生活に取り入れてきた
フィンレイソンの
日本初公開となる展示会
ー フィンレイソン展 で購入した冊子より
日本初公開!すごいです、すごすぎる。しかも!!!G3sewingの根拠地(ちょっと大袈裟な表現だ🤣)四日市で開催されるとは!!!
2、展示会の開催場所
近鉄四日市駅から徒歩3分のところなのでとても行きやすいです。
四日市はJR線と近鉄線があるので、間違えないように気をつけてくださいね。JR四日市駅からだと歩いて20分-30分です。
休館日は、月曜日で、フィンレイソン展は6月5日(日)まで開催しています。
(きっと車椅子も借りれたはず、、!)三女の私は、そういう心遣いと配慮が人並み以上にかなり欠けているので、このブログを書きながら、「あ、車椅子借りてあげたら良かった。」と反省する、、、😭
「頑張って歩いた、ええ運動になった」とやたらG3とB3が2人で言っていた😓その深い意味を今知る、、、💦
3、フィンレイソンとは
フィンレイソンは、寝装品等のデザインや生産を手掛ける、北欧フィンランド最古のテキスタイルブランドのことです。(テキスタイルを簡単に説明すると、「布製品における生地や柄のこと」)
1820年、ジェームズ・フィンレイソン氏が、フィンランドのタンベレ市に小さな工場を設立したのが始まり。フィンレイソンとは、創設者のお名前だったのですね。
19世紀にはフィンランド最大の紡績工場に成長。フィンランドで初、女性をいち早く雇用し、工場内には学校、病院、図書館、教会、老人ホームがつくられて、なんとタンペレ市の人口の三分の一の人が働いていたそうです!すごい!
現在はヘルシンキ市に拠点を移し、地球環境を大切にしつづけるサステナブルの商品開発へと受け継がれています。
サステナブル(Sustainable)は形容詞で「維持できる」「もちこたえられる」「耐えうる」「環境を破壊しない」「持続可能な」の意味を持ちます。
サステナブル
フィンレイソン社は、企業の社会的責任の一環として
リサイクル商品の生産にも取り組んでいる。
時代を超えて愛されるフィンレイソンは
長い伝統を守りながらも
新しいものを常に創り出している。
・・・略
フィンレイソン展にて購入したパンフレットより抜粋
知れば知るほど感銘を受ける展示会でした。
写真は、許可された場所でのみ撮影しています。
4、デザイン画と生地
こちらのフレームが集められた上の2点は孫の作品。おぉお、G3sewingにテキスタイルができそうなDNAがいるではないか?!と思いました。
そういえば!!
G3sewingの最初の頃、「オリジナルが必要だ!」と、孫(私には姪っ子にあたる)が描き溜めたスケッチブックからイラストをスキャンしてG3にたくさんジッパーポーチを作ってもらったなぁ。ジッパー取り付けに悪戦苦闘していたあの頃を思い出します。裏地の付け方など知らなかったので裏地なしのシンプルなポーチでした。
懐かしいです。また制作してみたいと思いました。テキスタイルも頼んでみようかな!
5、感銘を受けたこと・思ったこと
デザインの素晴らしさは言うまでもなく、その歴史にとても感銘を受けました。タンベレ歴史博物館からのメッセージの中に、「フィンレイソン氏が創業していなければ、タンベレ市はフィンランド1の工業都市に発展しなかった。」と書かれています。
フィンランドで初となる女性を雇用したということから始まり、なにもないところから何かを初めて始める、というのはものすごいことだと思います。「たった1人からまず始まる。」そこからが全てのスタートになるのだと思いました。
デザイナーのアイニ・ヴァーリは、スタジオの創設期を回想し、次のように語ったと書かれていました。「スタジオには活気があり、皆とても仲が良かった。」
G3sewingもそうです!「四日市の小さな平家にはいつも活気があり、G3・B3・kiki皆はとても仲が良く、いつも楽しく制作しています。」
「北欧へ行きたい!生地の買い付けにいつか行ってみたい!!!」
となりでG3がニヤッと笑っていました😅「100歳まで生きれるといいな。」
6、からし種のように生きる
「天国は、自分の畑に蒔いた一粒のからし種のようなものです。最初はどんな種よりも小さいですが、生長すると、どの草よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの大きな木になります。」
-聖書
フィンレイソン展で、いろいろな歴史を学び、この聖書のことばがふと思い浮かびました。
「からし種はめっちゃめっちゃ小さい種なのですが、その小さな一粒の種に無限の可能性が詰まっている。そのことを信じ、そこに日々の自分の生き方の指針を見出すことが重要。」
と私は理解しています。
自分なんかとそのままの自分が受け入れられない、自分の姿が受け入れなれない、そういう思いに振り回されて自分を見失いがちな自分を、「そのままでいいよ」と言ってもらいえているような気がします。