先月、前回のブログでお伝しましたが、アメリカ・ケンタッキー州へ行ってきました。
その旅にお供したのが、G3sewingのショルダーがま口バッグ(モノトーン椿ホワイト)。
そして、もうひとつ。
夫のために作った、帯のボディバッグ。こんなスタイルのバッグは初めてつくるので、実はあちこち失敗だらけ。でもこれが、アメリカで思いがけず大好評でした。

「KIMONO?」「OBI?」
アメリカの街で、このボディバッグを身につけていると、
「Beautiful!」
「Great!」
と、たくさんの人から声をかけてもらいました。
「なんて綺麗な刺繍なの!」
「見せて!」
「中はどうなっているの?」
そんなふうに話しかけられることも。
「KIMONO」
「OBI」
と言うと、それだけでちゃんと伝わる。日本の「帯」って、やっぱりすごい。
夫もすっかり気に入って、アメリカ滞在中ずっと背負っていました。

そして帰国してすぐ、「やっぱり、これもう一度、ちゃんと作ろう。」と思いました。残っていた帯を使って、さっそく商品用に新しいバッグを作りました。無地の生地はグレージュを起用。

実は、6年くらい前から考えていた「男性のバッグ」
G3sewingのお客様は、圧倒的に女性が多いです。
でも、今から6年ほど前。
男性のお客様から、メールでこんなリクエストをいただいたことがありました。
「バイクに乗っていても、背中に背負えるボディバッグを、G3sewingで作ってほしい。」
そのときから、「いつか作りたいな」と思っていました。
でも……
G3sewingといえば、やっぱりがま口。
ボディバッグでがま口?いやいや、背中に背負うものだから、防犯のことを考えたら、これはちょっとよろしくない。
うーん……。
そう考えているうちに、いつの間にか「男性用ボディバッグ」は封印されていました。
そうだ。ファスナーでもいいんじゃない?
ところが最近、ふと思ったんです。
「G3sewingらしければ、がま口じゃなくてもいいんじゃない?」
よく考えてみれば、今のG3sewingには、がま口を使わないバッグもあります。
トートバッグもある。カゴバッグもある。
だったら、男性のためのボディバッグがあってもいい。
でも、ただのボディバッグは作りたくない。
男性向けだからといって、市販のナイロン生地などで、普通のボディバッグを作る。
それでは、なんだかG3sewingじゃない。男性が「かっこいい」と思ってくれる生地がいい。
そして、白羽の矢が立ったのが、「帯」でした。
刺繍がかっこいい。そして、美しい。
男性が持っても、ちゃんと「かっこいい」。
アメリカで実際にたくさんの人に褒めてもらって、
「やっぱり、これは面白いかもしれない。」そう思いました。
帯、眠っていませんか?
着物はもう着ない。
でも、「これは母が気に入っていた帯だから、どうしても手放せない。」そんな「帯」を持っている人って、もしかしたらたくさんいるんじゃないだろうか。
タンスの中に大切にしまってあるけれど、もう使うことはない。思い出があるから手放せない。捨てることもできない。安く買い取られるかもしれないから、売ることも躊躇。
だったら、その帯を、これから使えるものに仕立て直したらどうだろう。
「思い出の帯」を、「これからの毎日」に持ち出す。それって、すごくG3sewingらしいんじゃないかと思ったのです。
「世界にひとつ」を、お仕立てします。
今回、G3sewingでは初めて、
「世界にひとつをお仕立てします」
という形で、帯からバッグを仕立てることにしました。
お預かりした一つの帯から、
- ボディバッグ
- がま口サコッシュまたは、スクエアポーチ大
- がま口スマホポーチ
をお仕立てします。
帯の柄や刺繍を見ながら、
「ここをボディバッグの主役にしよう」
「この部分はサコッシュに使おう」
「この刺繍は小物に残そう」
と、一点一点考えていきます。だから、同じものは作れません。
まさに、世界にひとつ。あなたのためだけのバッグです。




たとえば、お母さんが大切にしていた帯。その帯が、何十年か経って、今度は息子さんの背中で、一緒に街を歩く。そんな引き継ぎも、素敵だなと思っています。
もちろん、お母さんの帯でなくても構いません。おばあちゃんの帯。ご自分の思い出の帯。大切な人から譲り受けた帯。
「この帯、何かに生まれ変わらせたい」
そんな帯があれば、ぜひご相談ください。帯の美しい刺繍や柄を生かして、G3sewingが、世界にひとつのバッグへ。
新しい人生を仕立てます。
「KIMONO」でも「OBI」でも、世界で通じる。
アメリカで、何度も「Beautiful!」と言ってもらった、このバッグ。
日本の帯には、国境を越えて伝わる美しさがあるんだなと、改めて感じました。
今度は、あなたの大切な帯を。G3sewingで、世界にひとつのバッグにしてみませんか?
興味のある方は、ぜひG3sewingのショップサイトをご覧ください。
大切なものは、しまっておくだけじゃない。
もう一度、使う。
G3sewingは、そんなものづくりをしていきたいと思っています。
















