岡山県井原市で織られたデニム生地。
2023年夏から新しく仲間入りした”岡山県井原産デニム”を使ったバッグたち。
娘(G3の孫娘)のリクエストで始まったデニムのがま口バッグを中心に、
ショルダーバッグや、まだ商品化はしていないけど色々と作ってみたトートバッグもあります。
さてこのデニムたち。ひとこと言い表すと、
「奥が深い。」
オンスとか織りとか、セルビッチとか、知らないことだらけでしたし、縫いにくい、扱いにくい生地でもあり、50mの反物をカットするために作業台に持ち上げるのも本当に大変で、
G3sewingの小さな工房で1つ1つ手作りで仕上げていく中で、途中の工程でミスも起きやすく最終段階で商品として世に出せない数も群を抜いてます💦😰
「継続するか否か、、、」と悩んだほどでした。
しかし、諦めるのは簡単やし、一度納得するまで、デニムのこと勉強してみよう!ということで岡山県井原市にある「株式会社 岡本テキスタイル」さんへ色々お話を聞きに行ってきました。
三重県鈴鹿市を朝4時に出発して、向かいました。遠かった、、、、😭💦
実際に、G3sewingのがま口バッグを見てもらい、バッグ使用の接着芯も含め材料を持参して、現在使っているオンスや織りパターンについて、どれがベストか、など親身に相談に乗っていただきました。
ショールームにあるたくさんの生地も手にとって触らせていただき、あれこれと相談。
散々ご相談でお時間を頂いたにもかかわらず、せっかく!三重県から来たのだからと、実際に生地が生まれる現場へとも案内してくださいました。
シャトル機と呼ばれるTOYODAの機械が何十台も並び、大きな音を立てて織りなしていく姿に、感動!!!このシャトル機は、新しく生産されることはなく、今の機械を丁寧に管理しながら、検査、修理しながら、ずっとずっと使われてきてこれからも使われ続けていくと、お聞きしました。
機械の修理・管理もこなし、糸と会話しながらデニムを織っていく職人さんたち。その生地が私たちの手元に送られてきていたんだと思うと、とてもとても感動しました。
「大切に、G3sewingの鞄へと完成させていきたい!」と心に誓うのでした!
こちらで織られた模様があるデニム生地もいくつか今後のG3sewing商品に取り入れることにしました。
どんなふうに柄が入っていくのか、乞うご期待!
デニム生地の大変身
「岡本テキスタイル」さんのご紹介で、実際に織られたデニム生地でジーンズやシャツ、バッグ、小物雑貨などを販売しているところがあるよ!と教えていただき、そちらのデニムショップへも行ってきました。
店内には所狭しとデニム商品がずらーーーーーーーっと並びます。思わずあれもこれも欲しくなって、決められなくて長居💦ようやく決断してレジに向かうとレジのお姉さんが、デニムの端切れで作ったというコースターをプレゼントしてくれました。
岡山県の人、ええ人ばっかりです🤭!ありがとうございました。
岡山県岡山市をあとに、次は倉敷市の美観地区へと向かいました。
いい感じの街並みを歩きながら、食べ歩きと雑貨屋さんを巡りました。
グラフゼロ in 児島 ライブファクトリーへ。
せっかく岡山県まで来たので倉敷市で一泊し、翌日は児島市へ。お目当てはこちらのグラフゼロ in 児島 ライブファクトリーへ。
オープン時間より早めに到着してしまい、駐車場でオープンを待っていようと思ったのですが、デニム上下に身を包んだお兄さんが店内まで案内してくださり、また工場見学もお願いしたら快く承諾してくださいました!
こちらは生地織からデザイン、カット、縫製、販売、発送まですべて自社で完結するという。案内してくださったスタッフさんも、仕上げ作業をしていたスタッフさんも、それぞれのデニム服でお仕事しています。
思わず、「それはユニホーム?それとも私服?」と聞いてしまいました🤭
「ユニホームみたいなもんかな!大好きなデニムの服を着て、大好きな仕事をしています。最高ですよ!」
と笑顔で即答。またまた感動!
児島デニムストリートへ。
こだわりのデニムの服・小物を販売するお店がたくさん並ぶ児島デニムストリート。
自販機までデニム!
BIG JOHNの店鋪では、1時間近く楽しめました。ものづくり体験も楽しめます。
ボタン・リベット取り付けが体験できるストラップ作りは、550円。一度やってみたかったので、挑戦しました。
紐とボタンを選ぶのも楽しかったですし、出来上がった瞬間に愛着が湧きます!
一度、押しがゆるくて失敗したのですが、もう1回無料で挑戦させてくださり、練習を2回もさせてもらいました💦
岡山県の人、めっちゃ優しい!と思わず声に出てしまうと、すかさずスタッフの方、
「どちらからですか?」
「三重県です」
「三重県の方も優しいです!」と🤭。
デニムのこと、たくさん学べたし、目で見て勉強にもなったし、これからG3sewingもデニム商品がま口バッグもバージョンアップさせて色々と勉強してきたことを活かしたいと思います。
本当に、岡山県、楽しい旅でした。ありがとうございました。
G3、B3お二人の体調管理もあるでしょうに、岡山へ視察、前向きな姿勢に感じ入りました。
デニムの素敵な作品、待ってます
みっこ様。コメントありがとうございました。ちょうど今まで使っていたデニム生地が一反なくなりそうで、注文をしようか、それともデニム商品はやめようかと悩んでいた時だったので、悩みましたが思い切って行ってきました!行ってみてたくさんの出会いがあり、デニム生地に愛着が湧きました!これから良い商品にしていきたいと思いました。頑張ります!よろしくお願いします。
G3の具合はどうですか?
シャトル機の音いいですよね。
私先日ウール生地の工場見学に行ったばかりだったので、写真を見てシャトル機の音が聞こえてくるようでした。
一枚一枚織られていく生地って
最高です。
柄のあるデニムのがま口が楽しみです。
えっちゃん様。ありがとうございます。G3は、やはり仕事をしながらのペースを過ごす時間が一番幸せだそうで、体調を管理しつつまた日常生活に戻れた幸せをかみしめています。シャトル機の音、編み込まれていく様子、本当に感動しました。こうやって1枚1枚、本当に作られていくんだ!と感動を覚えました。大切な生地を素敵な作品へと作り上げていこうと心に決めました。行ってよかったです!
はじめまして。何度かお買い物させていただいております。
トヨタグループ勤務なもので、豊田自動織機が岡山デニムを織っている事に感激し思わずコメントしてしまいました。アナログの機械でこんなに複雑な模様が織れるとは思ってもみませんでした。
数年前に豊田自動織機製の伊勢木綿単衣を誂えたのですが未だ袖を通しておりません。今年こそはG3sewing様のがま口バッグと合わせて着てみます。
ゆうこ様。コメントありがとうございます。岡山デニムさんの工場で実際に機織りを見させていただき、本当に感動しました。ずっとずっとこれからも使い続けていくとおっしゃっていました。ぜひぜひ伊勢木綿単衣とG3sewingバッグ合わせてみてくださいね。これからもどうぞよろしくお願いします。
みなさんいつも前向きに勉強されていて
ほんとに素晴らしいですね。
デニムに関する機械から、製品から、と
出会う物全てに刺激をもらって、また次のステップへと進まれる姿にワクワクします。😊
これからも素敵な商品を楽しみにしています。
ps G3体調はいかがですか?
ご無理されません様に、バッグ作り楽しんで
くださいね。
トマト様。コメントありがとうございます。デニムのことは奥深くて知らないことばかりでした。シャトル機がどんどん織っていく音には本当に圧倒され感動しました。縦糸と横糸がまさに文字通り織られていく様子を見ることができて遠かったですけれど行ってよかったと心から思いました。G3は日常生活にやっと戻って(病気は相変わらずですが)平安に過ごせています。ありがとうございます。