苦悩と決断と模様替え

ブログを更新するのが久しぶりです。ここ数ヶ月は悩みに悩んだ私でした。悩みすぎて、一周回って元に戻った感じ。

2024年の１年間は、ひたすらに「広い工房が欲しい。」と願い続け、実はあちこち物件も探していました。日々、「ああ、もう少し広い工房があったら、、、。」と思うことが多々。

• ショップブースもあれば、お客様と実際にお話しできる！
• 生地や材料の整頓、在庫管理もスムーズにできて、作業効率があがる！
• 作業部屋では、おしゃべり大好きなB3が同じ年齢の方々と一緒にお仕事しながら交流ができるかも。
• 友達が、「デイサービスへ行きたがらないお母さんを連れて来たい」と言ってくれたので、「働けるデイサービス」みたいな場所が出来るかも。
• 後期高齢者が活躍して働ける場所を提供できるかも。
• エッセイ本に書いた思いが実現できるかも。

このままの小さなG3sewingじゃなくて、もっと周りの人がハッピーになれるさらに飛躍したG3sewingになるかも！と。色々と物件探しにも翻弄しました。

「絶対ここぞ！」というところを見つけて契約直前まで進んでも想定外のところでストップがかかって、契約できなかったり。

「今はその時ではない。」のかも知れない。

そう確信したのは、１２月。

G3sewingは2020年から始まって、5年が経ちました。当時は82歳だったG3は87歳。B3は３月で83歳になります。心は元気でも、実際に生活が大変なことも色々と増えまてきました。

G3とB3をいつも見ていてあげたい。文字通りの「生涯現役」を貫き通してあげられるのは、この場所で、ここのままG3とB3の自宅で仕事をすることが一番。G3sewingとしてはこのままの場所で留まっていると大きくならないけど、きっとこの「今」を大切にしなかったら、私は一番後悔するでしょう。なんせ、G3をベッドから這い出すために（詳しくはエッセイ本やブログの「ストーリー」をご参考下さい）始めたG3sewingでしたから。

そう気づけて良かった、、、そして、もう一つ思い出したことは、長女が建てたこの家の基礎には、長女が「聖書」を埋めていたことです。

これ以上の場所があるでしょうか。小さな工房ですが立派な工房です。そして、もしかしたら、今後本格的にG3やB3の介護が始まるかも知れない。G3sewingの日々の報告が介護日記のようになるかもしれない、そんな日が来るかも知れません。もしそうなったとしても、それがG3sewing。等身大のそのままの、カッコつけない、そのままの発信をこれからもしていけたらいいと、そんな覚悟を決めた私です。

そこで、今の環境を出来るだけ使いやすくするための模様替えが始まりました。

一番気の利く次女が、すぐに動いてくれました。今まではG3とB3の部屋は別々でしたが、G3は夜中の下血や胸の痛みがあった時に、このまま1人ずつで寝てたらお互い気づかないことになるかもと、ふたりはベッドを並べて同じ部屋に。

寂しがり屋のG3は、夜になると憂鬱で不安になるそう。B3が隣にいるようになって安心。B3は「自分のペースが崩れたわ😛💦」と呟いていましたが😛「ま、そのほうがお互い安心やし、そのうち慣れるね」と諦めた模様。

G3は、

まるで新婚気分やね！

と1人で喜んでいます笑。

模様替えした翌日、B3が私にこっそり教えてくれたのは、「ずっと苦労ばっかりかけてごめんね。」て、G3がB3に言って2人で手を取って涙を流したそうです。

なんやかんや言うても、結局仲良しです。

工房部屋も、少し模様替え。大まかには変えてないですが、ニトリで買った棚に材料を整頓して、作業がしやすくなりました。

奥行きも４０cmあるので色々と置けて便利です。

さて、我が家の倉庫兼事務所兼工房も、段ボールだらけで出荷作業も在庫管理作業も四苦八苦しておりましたが、ニトリ様の棚に出会えたので、６台購入😅ビフォアフターをご覧ください🤭

ビフォアー↓　

アフター↓

かなり整頓できて便利になりました。頑張って製作したカバンたちがお嫁に行くのを待っている部屋となりました。B3の丁寧な包装のおかげで、綺麗に整列されています。

2025年は、「いつでもゆっくりお買い物ができるG3sewingのショップサイト」を目指すために、大きく踏み出した私たちです。

G3sewing、6年目に入ろうとしています。どうかこれからもずっとよろしくお願いします。

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g3sewing

G3sewing 商品を手にとってくださった方が幸せな気分に、笑顔になりますように。

BLOG：https://g3sewing.com