G3sewingの日々 PR

二度目の禁止令

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  1. 「がま口作り禁止令」発令
  2. 生地が買えないから
  3. やがてがま口バッグへと
  4. 運命の出会い

1、「がま口作り禁止令」発令

G3sewingストーリー はじめまして ごあいさつ なんでG3sewing!? なんで82歳からミシンを?! 初売り上げは200万円?...

ソーイングを始めて、どうしてがま口バッグに至ったのだろう、と

回想しております。

ミシンを使い始めたころは、がま口バッグを作る人になるとは

夢にも思いませんでした。

なんせ、「返し縫い」の存在を知らなかったほどなのですから。

がま口財布は、私が大好きで、大好きなんだけど、すごく欲しいのに

「高くて買えない。」

ましてや鞄サイズのがま口なんて、手も足も出ない。

その頃、トートバッグをすごく上手に作りこなせるようになったG3を

見て、思ったのです。

(もしかしたら、G3、作れるかも、、、?!)と。

ということで、財布サイズのがま口を100均一ショップで発見し

G3のもとへ。

私も、作り方など知るわけがなく、

「なんか、この中に作り方の紙、入ってるよー。」とだけ言い残しました。

「できるよ、できる、できる。」また大口を叩くG3。

そして

一番最初の記念すべきがま口財布はこちら。

はい、下手くそやね、明らかに下手くそ。

「添付されてた説明書、ちゃんと見たん?へったくそやなーーーーー。」

ちゃんと説明書も読まずに作り始めた証拠発見。

一緒に入っていた麻紐はどこへ???

金具の隙間に見えている白いものは何かと尋ねると

「金具とのすきまを埋めるために、ネクタイをほどいた時に出てきた芯を入れたんや。」

2、生地が買えないから

それ以降、また無限ループが始まった。

うまく作れないのが悔しいらしく、さらにミシンに没頭する。

作っては見せる▶︎ダメだしをされる▶︎誰かにあげる▶︎作っては見せる▶︎ダメだしをされる▶︎誰かにあげる

要らんってば!前にもらったよ〜〜

おそらく10個どころではない、30個くらいは繰り返し、それでも納得のい仕上がりにならない。

案の定、たくさん周りから苦情がくる。

「あのねー、あのG3の作ったがま口財布、要らんから。もう4個ももらったよ!要らんのに、出来たであげるって、何個も渡してくるの!」

がま口作り禁止命令を発令。

1度目の禁止令は、財布だった。ジッパー付きの財布。今度はがま口財布である。

しかし、もう誰にも止められない。

G3は作り続けるのであった。

生地が買えないから、ひたすら大量に頂いたネクタイをほどいて。。。

やがてだんだんとコツをつかんできたらしく、なんとか形も整ってきた。

ようやくお店にも並べてもらえるようなものになってきた。

4、やがてがま口バッグへと

それにしても、ひたすらにがま口財布を作り続けるが、

これまた一個も売れない😭

売れないけど、お店に並べてもらえる嬉しさがG3を元気にしてくれていた。

この頃、トートバッグも上手に作るようになり、

マチという仕組み、素材のこと、接着芯のこと、縫い方のことが

素人なりに分かるようになってきた。

設計とか、こだわりとか、キチンと、という

元電気工事士の魂が大全開!

そこで、横幅27cmもある、がま口金具を購入。

金具をはめるのにも大きいから四苦八苦しつつ

がま口バッグが完成。

「これはすごい!めっちゃ可愛い!」

G3がめっちゃ大満足なドヤ顔で笑っていた顔を今でも覚えています。

5、運命の出会い

どんな生地を選ぶか、

この頃は、G3と相談しながらお店やネットで選ぶようになりました。

作り手であるG3の気に入った生地じゃないと気持ちも入らないからです。

そこで可愛い赤い椿柄の生地に出会いました。

「おお、これはかわいいなあ、日本ぽいし、がま口にいいやないかー!」とG3。

バッグのベースは無地の赤がいいねと。

赤といっても、生地の素材によっていろいろと微妙に色合いが違います。

赤椿の生地を手に、いろんな手芸屋さんを廻ったり、

何種類もの赤色の生地をネットで買って、

どの赤がいいか、G3と悩んだのを覚えています。

そして出来上がったがま口バッグ、G3sewingの運命を変えたがま口バッグが出来上がりました。(完)

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G3sewing 商品を手にとってくださった方が幸せな気分に、笑顔になりますように。

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