「いつかは」という言い訳をやめる
G3sewing著書のエッセイ本「あちこちガタが来てるけど心は元気!80代で見つけた生きる幸せ」で書いています、タイの児童養護施設のことについて少しお話をしたいと思います。
以前のブログでも書いていますが、G3sewingではがま口バッグをご購入してくださった方とともに、タイの児童養護施設の支援させて頂いています。
「いつか」「少し先に」とか、そうゆう言葉が最近気になるようになってきました。
G3、85歳。B3は81歳。
「いつか」って「いつや?」って。焦る気持ち。
こんな小さなG3sewingができることなんて限界がある。G3をタイに派遣するわけにも行かないし、、、
そんな時に出会った1冊の書籍「 The way of thinking to REALIZE YOUR DREAM 夢をかなえる人の考え方」ジム・ドノヴァン著。
この本では、夢を実現するための考え方や行動のポイントについて探求していて、以下簡単な要約を書きました。
- ビジョンの明確化: 夢を叶えるためには、明確なビジョンを持つことが重要です。自分がどのような目標や夢を持っているのかを明確にし、それに向かって進むための具体的なイメージを描きましょう。
- 自己信頼の構築: 自己信頼は夢を叶える上で欠かせない要素です。自分自身の能力や価値を信じることで、困難に立ち向かい、目標に向かって行動することができます。
- ポジティブなマインドセット: ネガティブな考えや制限的な信念を手放し、ポジティブなマインドセットを育みましょう。困難や失敗に対して前向きな態度を持ち、挑戦に向かって積極的に取り組むことが大切です。
- 行動への移行: 夢を叶えるためには、行動を起こすことが不可欠です。具体的なステップや計画を立て、それを実行することで夢への道を切り開きましょう。また、失敗や挫折を恐れず、継続的な努力を続けることも重要です。
- 周囲のサポートの活用: 自分の夢を叶えるためには、周囲のサポートを活用することも大切です。信頼できる人々とのつながりを築き、助言やサポートを受けながら成長していきましょう。
とくに、書籍の中で、
「今ある手段で目標を達成する」の章でこんな言葉をみつけました。
「すでにあるものに目を向ければ目標を達成することは可能。」
超単純思考の私は
「なるほど!そうか!」と、なったわけなのです😁
G3sewing✖️革
さて、ここから本題です。G3sewingが何を始めようとするかお話したいと思います。ずばり、
G3sewing✖️タイ児童養護施設✖️革✖️すでにあるもの
です。児童養護施設のあるタイに「すでにある革縫製工場」を探し始めました。雇用を生み出してもらえるような、児童養護施設を卒業した子の働き先となり得るところを。
Google翻訳でタイ語を入れてみたり、英語で検索してみたり、Googleマップから縫製工場らしきものを探してみたり、パソコンと睨めっこすること1週間。。。。検索して検索して検索して、、、、、たどり着きました。
運命の出会い
アンテナを張り続けて想いを込めていると、神聖な導きを感じることがあるといいますが、
とうとう、見つけたんです!!
しかも日本語表記!さらにたどっていきましたところ、
(最初から日本語で検索すればよかったやん。。。)という一人ツッコミもありましたが。
行ける!三重県からやで車で行ける!!!とわかり、もうすでに目標の一歩手前まで大前進した気分です。
さっそくアポを取って、G3sewingの想いを詰めに詰め込んだ、熱い暑い、暑苦しいプレゼンとエッセイ本を持ち、鼻息荒く「私たちG3sewingの想いをカタチにしてほしい。」と語りに行きました。最終目標の「タイの児童養護施設の子たちの18歳で退所した後の働き場を提供する」このことを熱く語っていましたら、、、、
「それなら私たちの思いと同じですね!今ちょうど、うちのベテランがま口職人がタイの工場に指導に行っていますよ。もう何度も通ってます。現地の雇用も広がって、長く親子で勤める方もいらっしゃって、大変喜ばれていますよ。」
なんと!すでに日本人の方が日本から何度も指導に行っていると。しかも!!!知る人ぞ知る、「がま口職人歴50数年、野村修平氏」という方でした。
色々なバッグや財布などのブランドも手掛けている方。
出会うべくして出会った(と一方的に想いを抱いています)。
オフィス2Fには手掛けておられるたくさんのブランドの革小物が並んでいました。
有名ブランドが所狭しと並んでいて、やっと気がつきました。
「めっちゃ場違いやったんかも。めっちゃ図々しいお願いをしにきてしもた、、、」と。
しかーーーし!担当者さんの優しい言葉に救われました。
「一緒に、G3sewingの目標を実現していきましょう!G3sewingらしい魅力的な商品を!・・・・今後の流れとして、まずは・・・(略)」
と向き合ってくださったのです。
*ちなみに、イラストはフリー素材から見つけましたが、ご本人にとても似ていると思います😊
Produce by G3sewing の始動開始
打ち合わせすること数時間、工房に戻ってから、タイ工場で取り扱っている革のサンプルが送られてきました。このたくさんの中から選び出すことや、どんなふうにするか、どんな革のがま口財布にするか、などなど、TV電話も使いながら海外にいる孫も入れてG3sewingみんなで話し合い。
真剣そのもの熱い話合いです。
G3sewing、3世代で話し合っているせいか、、、全然意見がまとまりません😅💦
それでも大きな大きな第一歩です。Produce by G3sewingの始動開始です。(おぉお、なんかカッコいいですねぇ。)
革への刻印は永遠のしるし
革には刻印ができます。G3sewingのロゴマークが革に刻印される日が来るだけでなんだかワクワクします。目の前にいるたった一人を笑顔にしたい、と思って行動したみんなの小さな一歩がここまでつながった想いが刻印されるのです。本当に嬉しいことです。
それともう一つ、刻印するメッセージを決めました。
訳:「創造主(神様)が、将来と希望を与える平和の計画を、私たちのために用意してくださっている」
G3sewingを支えてきた聖書のことばです。
私たちの歩む道は、思ったようにはいかないことがあります。時には立ち上がれないほどの苦難に直面することもあります。
どうして、こんなに辛い目に遭わなければならないのか、その理由が分からないような困難に遭うこともあります。いつまでこんな苦しいことが続くのか、先行きが見えない苦しみに絶望的な気持ちに陥ることがあります。
でも、その苦しみによって、私たちの人生は素晴らしいものになり得る可能性を持っています。過去の出来事が将来に向かって希望を与えるものと受け取っていきたいと思います。
そんなG3sewingの歩みそのものをメッセージにした革がま口財布が世に誕生することになりました。制作は株式会社ナダヤさんを通してタイの革縫製工場で作っていただきます。
まだまだサンプルを何度も試行錯誤して打ち合わせしている段階で完成と販売は年内までにと思っています。
今日は、いつも一緒に歩んでくださっている皆様に、まずは第一歩の報告したいと思いました。どうか応援よろしくお願いします。そしてどんな革がま口財布が出来上がるのか、楽しみにしていてくださると幸いです。
なんて素敵な計画
ワクワクします。
革のがま口刻印入り
早く完成版がみたいです。
G3sewingの取り組み、心の深さには
頭が下がります。
こんな素晴らしい人たちの
手によって作られたがま口を
使っている自分て、、、幸せだなー
と思います
えっちゃん様。とても嬉しいコメントをくださりありがとうございます。大変、大変励まされました。正直なところ、リスクもあり不安も多々ありますが、失敗しても「いつか」で終わらせてしまって後悔しないようにと思いました。私たちこそ応援していただけて幸せです。本当にありがとうございます。
コロナ禍に伊勢神宮に行き、三重情報をSNSで検索していた中で出会ったG3。
最初のがま口は1年半待って待って、手元に来て感動。それがこんな大きな企画まで広がるなんて本当に人生まだまだ現役ですね。
ゆきち33様。こんにちは。コメントありがとうございます。そのようなご縁をいただいていたのですね、ありがとうございます。嬉しいです。新しい企画は不安ですが、挑戦してみます。これからも応援どうぞよろしくお願いします。