1. 表紙は大女優、鈴木保奈美さんのあの雑誌!
本屋さんやAmazonに並んでいる、あの『婦人公論』です。
モノクロではありますが、見開きを含む4ページ。

実は私、このお話をいただいたとき、すぐに「わかりました。」とは言えませんでした。
G3(じーさん)とB3(ばーさん)がまだまだ元気いっぱいだった頃、ありがたいことに、取材のお声がけは、それこそ毎月のようにいただいていました。
新聞だったり、雑誌だったり、Webメディアだったり。「明日も、来週も取材だよ!」なんて言っていた時期もあったくらい。
でも、今はちょっと違います。
G3sewingは、いわばシーズン2に入ったところ。(前回のブログでも書きました。)
以前のように、どんどん走って……という時期を越えて、G3sewingは、「シーズン2」走り出したばかり。だから今回、婦人公論さんから、私たちを取り上げたい、と連絡を頂いたときは、一旦お断りもしました。
だって、華々しいストーリーがあるわけでもない。迷ったり、立ち止まったりしながら、それでもなんとかG3sewingを続けている状態。
「雑誌に載せてもらうようなネタ、ないですよ。」それが正直な気持ちでした。
しかも、東京から3名も取材に来てくださるという。婦人公論社のプロデューサーさん、カメラマンさん、ライターさん。
「もし当日、高齢のG3やB3が、急に体調が悪くなったらどうしよう」
「せっかく東京から来てもらうのに……」
そんな妙なプレッシャーに心がしんどくもなりました。
2. そのままでいいんですよ
そんな私に、取材の方から言われた言葉がありました。何度もメールで、ネガティブ発言を返信する私に、ちょっとお電話させてくださいと。そして電話の向こうで、
「そのままでいいんですよ。むしろ、そのままが読者の励みになるんです。」
とおっしゃってもらいました。それを聞いて、「ああ……」と思ったんです。
そうか。今のG3sewingを、今の私たちを、格好よく見せようとしなくていいんだ。
だったら、正直に話そう。
今までのことも。
うまくいったことも。
うまくいかなかったことも。
これからのことも。
迷っていることも。
全部、そのまま。
そう思って、取材を受けることにしました。
そして当日。
東京から来てくださったのは、カメラマンさん、プロデューサーさん、ライターさん。
最初は緊張していたG3もB3も、気がつけば、いつものように笑っていました。
みなさんが本当に温かくて。そして、とにかく聞き上手。
こちらが話したことを丁寧に受け止めてくださるので、
「あ、これも話していいんだ」
「そういえば、こんなこともあったな」
と、どんどん言葉が出てきました。
気がつけば、
G3もB3も、いつものG3とB3。取り繕うことなく、素直に話していました。
撮影も、もちろん緊張しましたが、
途中からは笑い声もいっぱい。
「取材って、こんなに楽しいものだったんだ」
とひさしぶりに思える時間になりました。
ちなみに、こちらの写真↓カメラマンさんに「ピースはいらんよ🤪」と突っ込まれたG3です。

3.実は、ずっと憧れていた『婦人公論』
そして、もうひとつ。
私には『婦人公論』への、ちょっとした憧れがありました。読み応えがある、時代のリアルがぎっしり書かれている雑誌です。

「こんな雑誌に、いつかG3sewingを引っ提げている女性として、私も載ったらええなあ!」なんて、ぼんやり思っていたんです🤭。
最初にいただいたお話は、「B3の陽子さんと、娘(私)さんにお話を伺いたい」
というものでした。……ところが取材では、急に元気になった
G3に全部持っていかれたーーー!😂
という感じ笑。
でも、それもなんだか嬉しかったんです。ああ、いつものG3sewingやん🤭、久しぶりな感覚だ🤭って。
今の私たちにとって、G3sewingは単なる「バッグを作って売る仕事」ではありません。
家族で一緒に働いて、悩んで、喧嘩して(笑)、笑って、また作って。
そんな毎日の積み重ねそのもの。
だから、G3sewingを通して、
今の私たちを見てもらえたことが、
とてもありがたかったです。
4.『婦人公論』って、やっぱり面白い。
そして今回、改めて9月号をじっくり読んでみました。
やっぱり……
『婦人公論』って、面白い。
というか、現実的なんですよね。夢だけを語るわけでもなく、「こうすれば人生うまくいく!」みたいな簡単な話でもない。
もっと、
「じゃあ、実際どうする?」
というところまで踏み込んでいる。
今回の9月号の特集は、
「物価高が止まらない!今こそお金習慣の見直しを」
です。
たとえば、
荻原博子さんの「長引く不景気、生き抜く知恵はまだまだある」、
家計簿歴47年の主婦が見つけた「ムダがなくなる秘策」、
「するべき節約、しなくていい節約」など。
さらに、
「76歳で年金11万円。団地暮らしの小さな幸せ」
なんていう記事もあります。
これって、単なる「節約術」の雑誌じゃないんですよね。
50代、60代、その先の人生をどう生きるか。
お金のこと。
家族のこと。
親のこと。
自分自身のこと。
誰もが「これ、私にも関係ある」と思えるような、
すごく現実的なテーマが並んでいます。
第二特集の
「母ロス――何年経っても忘れられない」
も、読者アンケートや、秋吉久美子さんのインタビューなどを通して、
「親を失う」という誰にでも起こり得る出来事を扱っています。
そして、健康の記事では、
「弱った胃腸を整えよう」という、これまた今の私には気になるテーマ(笑)。
華やかな話だけではなく、
人生の「リアル」に寄り添っている。
それが『婦人公論』なんだな、と改めて思いました。
『婦人公論』自身も、女性たちの身近で切実なテーマに向き合いながら、人生に寄り添う雑誌だと紹介しています。1916年創刊で、2026年には創刊110周年を迎えるそうです。
そんな雑誌に、
今の私たちG3sewingが載った。
そう考えると、
なんだか不思議で、
そして、じわじわ嬉しくなってきます。
「今のままで、いいのかもしれない。」
今回の取材を受けるまで、
私はどこかで、
「もっとちゃんとしてから」
「もっと自信が持てるようになってから」
……と思っていたのかもしれません。
でも、「そのままで、いいんですよ」と言ってもらったことで、少し考え方が変わりました。
シーズン2のG3sewingは、シーズン1とは違う。
以前ほど勢いよく走れないかもしれない。
迷うこともある。
立ち止まることもある。
でも、だからこそ見えてくるものもある。
「介護に頼らない」と鼻息荒く走り出したG3sewingだったけど、やはり必要になってきた現実。80代のG3とB3の体と心の悩みに寄り添っていけるのは、私たちだからできること。
そして、「好きなことを仕事にする」ことの、楽しいところも、しんどいところも。
そんなことを、これからもG3sewingのブログで、飾らず書いていこうと思います。
今回の『婦人公論』9月号には、
そんなG3sewingが4ページにわたって掲載されています。
ぜひ、本屋さんで手に取ってみてください。
そしてできれば、今月号はお手元に置いて、ゆっくり読んでいただきたい一冊です。
G3sewingの記事だけじゃなく(笑)、
きっと、
「これ、私にも関係あるわ」と思う記事がいくつも見つかると思います。
私自身、
「いつか載ってみたいな」と思っていた『婦人公論』。
その「いつか」が、思っていたよりずっと、普通の私たちのまま、やってきました。
それが、なんだか一番嬉しい。
G3sewing、シーズン2。
まだまだ、ここからです。
婦人公論さん、素敵な時間をありがとうございました。
そして、G3sewingをいつも応援してくださっている皆さん。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
















